2011年12月16日 農業・漁業

20111216 たね蒔き「海からみた原発の危険(1)いま何が起きているのか」



東京海洋大名誉教授の水口憲哉さんに、福島原発事­故後の海の状況についてお聞きします。





tacc77 さんが 2011/12/16 にアップロード

野田総理はきょう、原子炉は「冷温停止状態」に達し、工程表のステップ2を完了したとして、事故そのものの収束を宣言しました。しかし広範囲な汚染が続く現状に、被災者の­みならず多くの人々は、「収束」という言葉に強い違和感を覚えています。
きょうは漁場と原発の関係を30年以上研究し、六ヶ所村再処理工場をはじめ原発関連施設の問題を一貫して指摘し続けている東京海洋大名誉教授の水口憲哉さんに、福島原発事­故後の海の状況についてお聞きします。
水口さんには来週月曜にもご出演いただき、京大小出助教も交えて話を伺う予定です。

ウォッチ/農業・漁業 記事リスト

2011/12/16 : 20111216 たね蒔き「海からみた原発の危険(1)いま何が起きているのか」
2011/12/01 : 伊豆1地区で規制値超え 春もの干しシイタケ放射性セシウム追加調査
2011/10/20 : フランスARTEテレビ「福島の漁師たち」9月20日
2011/09/08 : 河北新報 東北のニュース/汚染稲わらの一時保管場所、公用地に確保 大崎市検討
2011/09/07 : 日立沖ドンコから基準超えセシウム 県、出荷販売の自粛要請:茨城新聞ニュース
2011/09/07 : 放射性物質:ストロンチウム検出 福島県沖合のマダラから - 毎日jp(毎日新聞)
2011/08/30 : 解禁目前に…前橋のワカサギから規制超セシウム : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/08/25 : 河北新報 東北のニュース/福島産モモ つらい旬 お盆の贈答用需要が激減、価格急落
2011/08/23 : asahi.com(朝日新聞社):出荷できるのか…不安抱え、福島で早場米収穫始まる - 東日本大震災
2011/08/23 : 福島で早場米の収穫、出荷前に放射性物質検査 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/08/11 : 東京新聞:県、あすからコメ検査 放射性セシウム:埼玉(TOKYO Web)
2011/07/29 : 腐葉土の撤去、自主回収相次ぐ |下野新聞「SOON」
2011/07/29 : 果樹の放射線量、古い樹皮削り取りで激減(福島民友ニュース)
2011/07/11 : asahi.com(朝日新聞社):牛のセシウム、えさ・水原因か 体表検査は全頭クリア - 東日本大震災
2011/07/09 : 東京新聞:残り10頭からもセシウム 南相馬の牛、規制値超え:福島原発事故(TOKYO Web)
2011/07/09 : 福島県、食肉の全頭分検査を検討 放射性セシウム検出で - 47NEWS(よんななニュース)
2011/07/09 : 東京新聞:栃木市の荒茶に放射性セシウム 県、出荷停止要請:栃木(TOKYO Web)
2011/07/09 : いわき沖アイナメなどから基準値超セシウム(福島民友ニュース)
2011/07/04 : 勝浦産荒茶から放射性物質 千葉県、生産者に出荷自粛要請|千葉日報ウェブ
2011/06/27 : 阿武隈川のアユを出荷停止 福島市以北、真野川も - 47NEWS(よんななニュース)
2011/06/27 : 食品の検査計画対象に3県追加 品目に茶や水産物、麦も - 47NEWS(よんななニュース)
2011/06/24 : 福島産アユ、規制値超え…出荷制限指示を検討 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/23 : 県内の一番茶の85%出荷停止、3市町で荒茶が基準超/神奈川: 神奈川新聞社
2011/06/22 : 東京新聞:水産加工組合「漁業全体が衰退する」 東電に賠償請求:茨城(TOKYO Web)
2011/06/21 : 神奈川3市町の荒茶が基準値超え 出荷自粛を要請 - 47NEWS(よんななニュース)
2011/06/21 : asahi.com(朝日新聞社):飯舘村、1カ月遅れの田植え 表土取り去り実証実験
2011/06/20 : 那須の牧草また基準超え 栃木県が発表 - 47NEWS(よんななニュース)
2011/06/20 : 河北新報 東北のニュース/“原発被害”酪農家自殺 補償区域外の不安広がる
2011/06/17 : 荒茶検査、拒否ならかえって風評の懸念…足柄茶 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/17 : 河北新報 東北のニュース/帰村願いヒマワリ種まき 放射性物質吸収を検証
2011/06/17 : 4市町で新たに基準値超 県内の牧草からセシウム/岩手日報
2011/06/15 : 飯舘村長ら農水省に「土壌汚染除去を」 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/15 : 飯舘村で農地の表土除染 開始/福島のニュース
2011/06/15 : 新たに2カ所で基準値超 静岡・藁科の製茶|千葉日報ウェブ
2011/06/15 : 静岡茶、新たに5工場で基準超す 出荷自粛など要請 - 47NEWS(よんななニュース)
2011/06/14 : asahi.com(朝日新聞社):静岡の本山茶、別の2工場の一番茶もセシウム基準超え
2011/06/14 : 飯舘の畜産農家、7割廃業へ…牛と避難する人も : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/14 : <福島報告>独自に放射線対策に乗り出す自治体
2011/06/13 : 汚染土、削り取って田植え…飯舘村で試験 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/11 : 一関、藤沢の牧草に基準値超セシウム 県、自粛要請
2011/06/10 : アイナメ、ドンコから基準値超セシウム初検出(福島民友ニュース)
2011/06/10 : いわき市沖のアイナメ、規制値超えるセシウム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/10 : 静岡・本山茶の一部で基準超の放射性セシウム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/10 : 足柄茶の収穫断念し「深刈り」…セシウム除去で : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/09 : 河北新報 東北のニュース/原発風評 青森リンゴの台湾向け輸出激減 国に対策要請へ
2011/06/06 : 福島・阿武隈川などのヤマメ、出荷制限指示 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/02 : 「荒茶」も規制値超えで出荷制限へ…政府方針 :YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/02 : 福島のウメ、規制値超えるセシウム検出 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011/06/01 : 飯舘で土壌浄化テスト実施 水田に浄化剤散布(福島民友ニュース)
2011/05/29 : asahi.com(朝日新聞社):福島のアユ漁解禁延期へ 淡水魚から基準超セシウム続々
2011/05/28 : 海底の土から放射性物質 宮城~千葉沖、数百倍も - 47NEWS(よんななニュース)
2011/05/28 : 【伝えてください】祝島から福島へ 原発のゆくえ 2011.5.19
2011/05/27 : 海洋放射能汚染に関する調査結果を発表 | 国際環境保護NGOグリーンピース
2011/05/27 : アユ、ヤマメ、ヒジキから基準超過セシウム検出(福島民友ニュース)
2011/05/26 : 昆布・カキ…基準超す放射性物質 福島沿岸をNGO調査
2011/05/26 : ヒジキなど基準値超す 福島県 - 47NEWS(よんななニュース)
2011/05/24 : クジラからもセシウム 基準値以下、北海道釧路沖の調査捕鯨
2011/05/19 : ムール貝、ワカメ初の規制値超…いわき市沿岸
2011/05/15 : 海開き控え湘南の自治体に不安拡大/神奈川
2011/05/10 : ニュースの深層/福島原発事故と海洋放射能汚染
2011/05/09 : 海からストロンチウム初検出 福島第一敷地内でも
2011/05/08 : 海水浴場周辺で放射能濃度測定/神奈川
2011/05/07 : 海の放射性物質、2年以内にアメリカ西海岸へ
2011/05/04 : 原発沖、海底の土から放射性物質
2011/05/01 : コウナゴから放射性セシウム 今期の漁終了決定
2011/04/29 : 福島のコウナゴ基準値超え ホウレンソウも
2011/04/29 : コウナゴ再び基準値超え 北茨城沖、セシウムが
2011/04/29 : 2号機から流出した高濃度の放射性物質、沖合で拡散か
2011/04/24 : 2号機高濃度汚染水の評価妥当
2011/04/23 : 食物連鎖と生物濃縮に要注意
2011/04/23 : 汚染水、海にどう広がる? 文科省が拡散予測を公表
2011/04/21 : 高濃度汚染水、海へ流出4700兆ベクレル
2011/04/21 : 海への流出、5千テラベクレル 
2011/04/20 : 福島沖のコウナゴ、出荷停止・摂食制限を指示 魚介類初
2011/04/20 : いわき沖のコウナゴ、規制値の29倍セシウム
2011/04/17 : 福島原発34キロ沖、セシウム基準の2倍 ヨウ素は4倍
2011/04/15 : 汚染水放出で東電に抗議 県水産加工連
2011/04/14 : コウナゴ 福島で基準25倍検出
2011/04/12 : 沖合30キロのヨウ素、法が定める限度の2倍
2011/04/12 : 低濃度汚染水の海放出を終了
2011/04/08 : 洋生物、長期の検査体制必要
2011/04/08 : 原発事故で日本に制裁を
2011/04/08 : 適切な海洋保護措置を
2011/04/07 : 茨城沖の魚介類、放射線量調査開始
2011/04/06 : 放射性物質、海底に沈殿の恐れ  仏研究所が影響予測
2011/04/06 : 汚染水放出 全漁連補償求める
2011/04/06 : 声をあげなかったマスメディアは恥を知れ!
2011/04/06 : 発付近の海水 限度の750万倍の高濃度放射性物質
2011/04/06 : 規制値超えるセシウム、コウナゴ漁自粛
2011/04/06 : 放射性物質の拡散「まず南北沿岸」 
2011/04/06 : 東電汚染水放出 韓国が憂慮「国際法上問題となる可能性」
2011/04/06 : 放射性汚染水の海洋放出等に対する抗議について
2011/03/21 : 栃木県と群馬県、ホウレンソウとかき菜から放射性物質検出

2011年12月01日 農業・漁業

伊豆1地区で規制値超え 春もの干しシイタケ放射性セシウム追加調査

伊豆1地区で規制値超え 春もの干しシイタケ放射性セシウム追加調査

一部は出荷自粛解除
 伊豆市産の春もの干しシイタケから国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、静岡県は29日、追加調査の結果、市内1地区で規制値を超えたと発表した。この結果を受け、土肥、天城湯ケ島両地区の出荷自粛要請を解除する一方、修善寺、中伊豆両地区の同要請を継続した。

 追加調査は、合併前の旧4町の4地区のうち、初めて規制値超えが見つかった修善寺地区を除く3地区産を対象に実施。このうち新たに中伊豆地区産で572ベクレルの放射性セシウムが検出された。土肥、天城湯ケ島両地区は、77~335ベクレルと規制値を下回った。

 県生活衛生局などによると、春もの(3月11日~9月末収穫)の在庫は1246箱(1箱20キログラム)で、出荷自粛が解かれるのは629箱。同局の担当者は「残り617箱は廃棄せざるを得ない。今後、損害賠償の算定に入る見込み」と話している。

 この問題では、伊豆市が今月21日、市内57戸の計58検体で全て規制値を下回ったとする結果を発表。これを受け、県は出荷自粛要請の解除・継続を判断するため、今回の追加調査を実施した。

 伊豆市の菊地豊市長は「生産者間で結果が分かれたが、伊豆市産干しシイタケが一部でも市場に戻るのは良いことだと思う。今後、生産者らと力を合わせ、伊豆市産ブランドの飛躍を目指したい」と述べた。

 修善寺地区の栽培農家・星合彦衛さん(67)=同市大沢=は「秋ものと生シイタケは大丈夫なので今後も頑張りたい」と挽回に期待し、天城湯ケ島地区で栽培するJA伊豆の国椎茸(しいたけ)委員会の鈴木博美委員長(63)=同市上船原=は「結果は受け入れるしかない。今後、食の実態に合わない検査の方法の見直しを求める要望に力を入れていきたい」と話した。

2011年10月20日 農業・漁業

フランスARTEテレビ「福島の漁師たち」9月20日


sievert311 さんが 2011/10/16 にアップロード

放射能メモ フランスARTEテレビ「福島の漁師たち」

久ノ浜の風景は、今でもまるで震災の翌日のようです。
どうしても生活が元に戻りません。
津波から半年、瓦礫はほとんど片付けられず、亡霊のような人影が廃墟をさまようだけ。
最初に戻ってきたのは漁師達でした。

港は町よりは津波に耐えました。
それでも船を失わなかった人は幸運な方です。
石川ヤスさんのトロール船も、数週間修理すれば再び海に出られるはず。
けれども心配なのは、原発から大量の放射能が海に投棄され、海が汚染されてしまったことです。
原発からは30キロしか離れていません。

「政府も東電も大丈夫だと繰り返して来たし、住民もみんな信じて来たのに、裏切られました」
「事故が沈静化するまで漁に出られません」
「来週は港に残っている瓦礫を全部片付けます」
「現在この地方では漁は全面禁止されています」
「原発も、放射能汚染も近すぎるので」

ここから数十キロ南下するとようやく無傷の船があり、海に出る漁師達がいました。
けれどもミノルさんは運がありません。
船も網も無事だったのに、彼の専門は、最も汚染の激しいコウナゴ漁なのです。
「原発は70キロ先です」
「そのせいでイカノゴ漁が禁止されてます」
「放射能汚染のせいです」

・・・

2011年9月08日 農業・漁業

河北新報 東北のニュース/汚染稲わらの一時保管場所、公用地に確保 大崎市検討

河北新報 東北のニュース/汚染稲わらの一時保管場所、公用地に確保 大崎市検討

 宮城県大崎市福島第1原発事故農畜産物被害対策連絡会議の第2回会合が6日、同市内で開かれた。農家が保管に困る放射性セシウムに汚染されたとみられる震災後収集の稲わらについて、大崎市が県の協力依頼に応じ同市分の1次保管場所を複数確保したい考えを示した。
 出席した県北部家畜保健衛生所は、県から各市町村に汚染稲わらの1次保管場所の確保の協力を12日の期限付きで依頼したことを説明した。
 これに対し、大崎市は「候補地は公用地に、稲わらの量から2、3カ所を考えたい」と、前向きに対応する姿勢を示した。参加した農協関係者は「置き場所に困る農家が多いので安心した」と歓迎した。各農協からは、肉用牛の飼料代などが膨らむ中、農家支援を求める声が相次いだ。


2011年09月08日木曜日

2011年9月07日 農業・漁業

日立沖ドンコから基準超えセシウム 県、出荷販売の自粛要請:茨城新聞ニュース

日立沖ドンコから基準超えセシウム 県、出荷販売の自粛要請:茨城新聞ニュース

県は5日、日立市沖で採取したエゾイソアイナメ(ドンコ)から暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1キログラム当たり540ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は、関係市町村や漁業団体に対し、本県沖のエゾイソアイナメの出荷や販売を自粛するよう要請した。市場には流通していない。

平潟漁協所属の底引き網漁船が1日、日立市会瀬沖で採取し、県環境放射線監視センターで分析。1キログラム当たり540ベクレルのセシウムが検出された。

エゾイソアイナメは底魚で、主に底引き網漁船で漁獲される。底引き網漁は、7、8月は休漁。今月1日から解禁されたが、漁獲したエゾイソアイナメはすべて検査サンプルに使ったため、市場には出回っていない。

2011年9月07日 農業・漁業

放射性物質:ストロンチウム検出 福島県沖合のマダラから - 毎日jp(毎日新聞)

放射性物質:ストロンチウム検出 福島県沖合のマダラから - 毎日jp(毎日新聞)

 水産庁は30日、福島県沖合で4月21日に採取したマダラから放射性ストロンチウム90が1キロ当たり0.03ベクレル検出したと発表した。水産庁の調査で、福島第1原発事故以後、水産物からストロンチウムが検出されたのは初めてだが「微量で、原発事故の影響かは不明」という。

 ストロンチウム90は半減期が30年近くで、体内に入ると骨に取り込まれやすく、骨のがんや白血病の原因になる恐れがあるとされる。海水からストロンチウムが検出されたことを受けて、水産庁が水産総合研究センターに調査を依頼していた。

 ストロンチウム自体の基準値は設定されていないが、セシウムの基準値(500ベクレル)を下回れば、食べても問題ないとされている。福島県ではカツオを除いて海洋での漁業を自粛している。

毎日新聞 2011年8月30日 23時32分

2011年8月30日 農業・漁業

解禁目前に…前橋のワカサギから規制超セシウム : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

解禁目前に…前橋のワカサギから規制超セシウム : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 群馬県は29日、前橋市富士見町の赤城山山頂にある大沼のワカサギから、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える640ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 9月1日の解禁を前に、県は赤城大沼漁業協同組合に対し、ワカサギのほか食用のウグイやコイ、マス類の捕獲自粛を要請した。

2011年8月25日 農業・漁業

河北新報 東北のニュース/福島産モモ つらい旬 お盆の贈答用需要が激減、価格急落

河北新報 東北のニュース/福島産モモ つらい旬 お盆の贈答用需要が激減、価格急落

 福島第1原発事故の影響で、福島県産のモモの価格が急落している。出荷最盛期のお盆の贈答用需要が目立って減り、モモの余剰感が出てきたためだ。福島県は放射線量の調査を行って安全性をアピールしているが、消費者の敬遠ムードは収まっていない。価格は低迷し、利益が出ない状況に農家は困惑している。

 福島県桑折町谷地の農家羽根田八千代さん(50)方ではこの夏、自宅近くで経営する直売所「はねだ桃園」の売り上げが例年の半分以下に減った。贈答用のモモの注文がなくなり、農園には大量のモモが余った。「捨てるよりはまし」と、約3分の1の価格で販売している。
 羽根田さんは「畑の木にはモモがなるから売るしかない。でも、売っても売っても、利益は出ない」と嘆く。
 福島市のスーパー「いちい鎌田店」では、福島産の贈答用のモモが山形産の半値以下で並ぶ。青果担当の杉山正さん(44)は「値段を同じにしたら、県内産は他県産に勝てない。地元のモモ農家を応援したいが、どうにもならない」と漏らす。
 福島県は7月から、出荷前に品種ごとに抽出して放射線量を調査。これまで、伊達市のモモから1キログラム当たり161ベクレルが検出されたことはあったが、国の暫定基準値(500ベクレル)を超えたモモはない。今回の売り行き不振に、県園芸課は「風評被害だ」と強調する。
 ただ、県による安全の「お墨付き」にも、市場の見方は厳しい。
 モモ農家約1500戸が加盟する伊達みらい農協によると、ことしは味も形も良く、宣伝効果もあって7月の販売は好調だった。ところが、7月9日にセシウムを含んだ牛肉の問題が発覚してから、状況が急変した。
 農産物に対する放射線量調査は信頼を失い、大手スーパーでは福島産のモモを取り扱わなくなった。スーパーが農協から購入する「あかつき」は例年、1キログラム400円程度だったのに、約300円にまで落ち込んだ。
 伊達みらい農協の担当者の芳賀武志さん(30)は「苦しい状況の中で持ちこたえていたのに、セシウム汚染牛の問題でとどめを刺された。今の価格は採算割れ寸前で、持ち直すめども立っていない」と話す。
 同農協は風評被害による価格下落だとして、東京電力に損害賠償を請求するため、被害額の算定を進めている。


2011年08月25日木曜日

2011年8月23日 農業・漁業

asahi.com(朝日新聞社):出荷できるのか…不安抱え、福島で早場米収穫始まる - 東日本大震災

asahi.com(朝日新聞社):出荷できるのか…不安抱え、福島で早場米収穫始まる - 東日本大震災

 東京電力福島第一原発の事故の影響が直撃した福島県で22日、早場米の収穫が始まった。この日に刈り取ったコメは県が放射性物質を検査し、月末にも出荷の可否が判明する。早場米でも国の基準値を超えると、水田がある地域全体ですべてのコメの出荷が制限される。農家は不安を抱え、検査結果を待っている。

 原発から100キロ以上離れた会津坂下(ばんげ)町の水田。この日午後、農業生産法人を経営する猪俣泰司さん(61)は、作業員が35アールの水田で早場米「瑞穂黄金(みずほこがね)」を収穫する様子を見守った。

 「いつもなら収穫が楽しみなのに、今年はそんな気持ちになれない。良い結果を早く知りたい」

 県が検査する早場米は21市町村の52.9ヘクタール分。その後、9月上旬から、主力のひとめぼれやコシヒカリなど一般米の検査が始まる。

 同県の早場米の作付面積は全体の約0.1%。県独自の判断で、出荷の申請があったすべての農場で検査する。ここで放射性セシウムが基準値(1キロあたり500ベクレル)を超えると、合併前の旧市町村単位で、この秋に収穫される一般米も販売できなくなる。

 県の担当者は「心苦しいが、早場米で放射性物質が検出されれば、同じ地域の一般米でも出ると考えられる」と説明する。早場米が基準値以下だった場合でも、一般米については国が定めた収穫前と収穫後の2段階で検査し、出荷の可否を判断する。

 これから収穫を迎える農家も不安を隠さない。同県の早場米の主品種「五百川」を生産する本宮市の後藤清太郎さん(59)は「早場米で検出されたらコシヒカリも出荷できないなんて、コシヒカリの人は納得しない」。

 検査方針が明らかになった8月以降、早場米「五百川」の主産地「JAみちのく安達」(二本松市)には、早場米の農家から不安の声が相次いだ。「コシヒカリに迷惑をかけたくない」「出荷をあきらめるから検査を取り下げられないか」――。高宮文作常務理事は「トップバッターとして早場米の結果に注目が集まり、農家の重圧になっている」と説明する。

 一般米の農家も気をもむ日々が続く。二本松市の佐藤助夫さん(55)は、本当にコメが作れるのかと思いながら今年の作付けに踏み切った。「風評に負けないようにするには食味を良くするしかない」と有機肥料を増やした。「検査はやった方がいい。『安全』のお墨付きをもらいたい」。放射性物質の影響を避けようと、「穂が地面につかないよう注意している」と話す農家もあるという。

 福島県の昨年のコメの収穫量は44万5700トンで新潟、北海道、秋田に次ぐ。今年の作付面積は、津波による塩害や警戒区域の設定などで昨年の約8万ヘクタールより2割ほど減少している。(岩本哲生、相原亮、佐藤美鈴)

2011年8月23日 農業・漁業

福島で早場米の収穫、出荷前に放射性物質検査 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

福島で早場米の収穫、出荷前に放射性物質検査 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 福島県会津坂下町で22日、県内のトップを切って早場米の収穫が行われた。

 同町五ノ併の農業生産法人「会津みずほ農場」の水田では、極早生種「瑞穂黄金(みずほこがね)」2ヘクタール分が刈り取られた。

 福島第一原発の事故を受けて、県は早場米の全栽培地について、出荷前に放射性物質の有無を独自に調べる。対象は、同町や本宮市、国見町など約200か所、約66ヘクタールに上る。

 各農家は、検査結果はどうなるかと、収穫の喜びよりも緊張した気持ちで実りの季節を迎えている。

(2011年8月23日01時45分 読売新聞)

2011年8月11日 農業・漁業

東京新聞:県、あすからコメ検査 放射性セシウム:埼玉(TOKYO Web)

東京新聞:県、あすからコメ検査 放射性セシウム:埼玉(TOKYO Web)

 県は十日、県産米に含まれる放射性セシウムの検査を十二日から始めると発表した。コメを生産する全市町村で、収穫後の玄米一検体をそれぞれ採取して調べる。県は「十月上旬までに検査を終えたい」とし、農家に対しては、各自治体で安全が確認されるまで出荷の自粛を求めている。

 検査は国が示した手順で行われる。セシウムの暫定規制値は一キログラム当たり五〇〇ベクレルだが、まずは二〇〇ベクレルを基準に設定。二〇〇ベクレル以下の結果が出た自治体の農家は出荷を開始できるが、二〇〇ベクレルを超えた自治体では検体数を増やして「重点調査」を実施。重点調査で五〇〇ベクレル以下であれば出荷できる。

 一方、空間放射線量が比較的高い吉川、三郷、八潮の三市では、収穫前のもみを玄米化して検査。収穫後の玄米も含めてダブルチェックをする。

 この時期の品種はコシヒカリやあきたこまちが多くなるため、九月中旬以降に収穫される県育成品種「彩のかがやき」については、収穫時期に合わせて検査する予定。 (杉本慶一)

2011年7月29日 農業・漁業

腐葉土の撤去、自主回収相次ぐ |下野新聞「SOON」

腐葉土の撤去、自主回収相次ぐ |下野新聞「SOON」

 本県産腐葉土から放射性セシウムが検出されたことを機に、国や県から流通や出荷の自粛要請などが相次いだ26日、県内の製造販売業者から困惑の声が上がった。一方、ホームセンターは店頭から腐葉土を撤去するなど対応に追われた。

 秋田市内のホームセンター「コメリ」に問題となった腐葉土を販売した鹿沼市内の業者は「生産は別の業者が行ったが、うちの名前で売った以上、責任を持って自主回収する。消費者が不安を感じたとすれば申し訳ない。県産落ち葉の腐葉土は今後、扱わない」と声を落とした。

 腐葉土から高濃度の放射性物質が検出されたことについて、県内の同業者の間で動揺が広がっている。同市内の別の業者によると、6月下旬、インターネット上で県産腐葉土の安全性を疑問視する情報が出回ったため、すぐに県産落ち葉を使った自社製品を自主回収したという。

 県央の腐葉土製造会社は材料の本県産落ち葉は2月までに収集しているが、「放射性物質の濃度を測ってみないと安心できない。風評被害はどうなるのか。今年の落ち葉はどうなるのか」と不安を募らせた。

 流通側も対応に追われた。県内のコメリ37店舗でも安全性が確認できるまで販売を自粛。本県を中心に27店舗展開するカンセキは26日夜、国が流通の自粛を要請した腐葉土と堆肥計19品目を全店から撤去することを決めた。担当者は「安全を考え(国が基準値を示すなど)行政から明確な指導がない限り、売り場に出さない」と説明した。

 家庭菜園や園芸で腐葉土を使っている同市、無職男性(70)は「稲わらと同じように、屋外の落ち葉も当然汚染されていると思っていた。素手で扱うものだけに不安が残る」と話した。

2011年7月29日 農業・漁業

果樹の放射線量、古い樹皮削り取りで激減(福島民友ニュース)


果樹の皮を削ると、そこに付着した放射性物質が取り除かれる。学校の校庭の表土を剥いで、除染することと同じだ。剥いだ表土は放射性廃棄物となる。削った皮も同じ。皮に付着しているならば、地表の草にも付着している。果樹園全体が放射能に汚染されている。問題解決になるのだろうか?

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