: 2013年3月09日

東京新聞 あとは私が消えるだけ チェルノブイリ汚染地域歩く 放置された村

東京新聞 あとは私が消えるだけ チェルノブイリ汚染地域歩く 放置された村 国際(TOKYO Web)
2013年3月9日 朝刊

チェルノブイリ原発事故で汚染された周辺地域を取材した。除染されていない家に住み続ける人。いったん移住したものの新たなすみかで「低線量被ばく」におびえる人。住民の不安と苦悩を聞いた。

・・・

レジキフカ村(強制避難対象となったチェルノブイリ原発から半径三十キロ圏の外側にある「第三ゾーン」の中)のマサコベツさん(74)
一時間当たり〇・五マイクロシーベルトを示した。日本政府の基準では安全とされる範囲内だ。しかし「長年、牛乳や井戸水を飲み続けてきた」からか、数年前から心筋梗塞や白血病を患う。

・・・

 村から東へ十キロほどのスラブチチに足を延ばした。壊滅的な放射能被害を受けて居住禁止区域となった原発城下町プリピャチの代替都市。

住民は低線量被ばくの恐怖におびえている。中心部の公園で生後十カ月の孫をベビーカーに乗せて散策していたゲーナさん(58)は「息子夫婦が原発職員だから仕方なく暮らしているだけ。多くの友人が死に、私もがん手術を二回受けた。本当は行き先があれば逃げ出したい」と漏らした。

特集:ガイガーカウンター (amazon.co.jp)ガイガーカウンタ, 放射線測定器などのグッズを集めました。