: 2013年3月01日

福島原発事故からやがて2年 WHO、がんにかかる「リスク」の増加などを発表 - swissinfo.ch

福島原発事故からやがて2年 WHO、がんにかかる「リスク」の増加などを発表 - swissinfo

 「福島第1原発事故の影響をグローバルに査定した初めての報告書だ。事故が引き起こす潜在的な健康リスク(主にがん)を示すことで、関係政府、特に日本に今後もモニタリングを福島で続けていくよう勧告したい。また、リスクの過小評価による危険性を避けたいとも考えた」とネイラ局長は話した。

・・・

 報告書によると、福島県以外(県内でも数カ所含まれる)の一般の人々は、「放射線量がかなり低いため放射能による典型的な健康被害はありえない。がんになるリスクもかなり低い」

 一方、福島県内の線量が非常に高かった二つの地域(事故後の1年間が12~25ミリシーベルト)では、1歳の男児が将来白血病にかかるリスクは、被曝しなかった人の生涯のリスクより約7%高い。乳がんにおいては、1歳の女児が将来かかるリスクは被曝しなかった人の生涯のリスクより約6%高い。大腸がんなどの固形がん全体では、同様に1歳の女児が将来かかるリスクは約4%高い。

 ところが、甲状腺がんでは1歳の女児が将来かかるリスクは約70%高いという数字が発表された。(この70%とは、被曝しない場合の甲状腺がんの発生率0.77%が被曝により1.29%に上昇することを示す。また、女児に限っているのは男児が甲状腺がんにかからないということではなく、女児のほうがかかりやすいという理由で例にしている。これはほかのがんでも同じ)。


WHOが発表した「健康リスク・アセスメント」
WHO Health risk assessment from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan earthquake and tsunami, based on a preliminary dose estimation
日本語訳が待たれる。

特集:ガイガーカウンター (amazon.co.jp)ガイガーカウンタ, 放射線測定器などのグッズを集めました。