: 2013年1月31日

国賊とか、切腹とは何のことだ | 雁屋哲の今日

国賊とか、切腹とは何のことだ | 雁屋哲の今日
2013-01-25
国賊とか、切腹とは何のことだ

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そもそも、尖閣諸島を「係争の地」に仕立て上げたのは、前東京都知事である石原慎太郎氏である。
石原氏が都民の税金を使って、尖閣諸島を買った(私は、それまで、尖閣諸島が個人の、それも日本人の持ち物だったということを知って驚いた。)
そこを慌てて、野田首相が、尖閣諸島の国有化宣言をした。

それまでの日中の合意では、「尖閣諸島問題は棚上げにする」という物ではなかったか。
もちろん、それまでに、尖閣諸島問題について日中で色々論じられていたが、尖閣諸島を買い上げ、国有化すると言う具体的な行動に出るのは、棚上げ論から大きく逸脱している。
中国は、それでなくとも、現今の経済的な不振から国民の目をそらさせるためにナショナリズムを煽りたいところだった。
そこに、尖閣諸島を都が購入して、さらに国有化する、と言う行為は、飛んで火にいる夏の虫と言うべき愚行で、中国からしたら待ってました、と言うところではなかったのか。
日米戦争開戦前に、日本海軍はパール・ハーバーを攻撃した。
これで、アメリカ人の対日抗戦意欲は一挙に爆発して、アメリカは「先に攻撃されたから」ということを大義名分にして、原爆投下も、非戦闘民虐殺の日本各地の大爆撃も、全てをパール・ハーバーを原因にして正当化することが来た。
今度の、尖閣諸島を都が買い上げ、国有化したことも、中国にとっては、パール・ハーバーみたいな物だろう。

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