: 2012年3月17日

◆ 2012.03.17 がれき反対で緊急の問題を見失う?

中之条町、桐生市ががれきの受け入れを表明している。
ツイッターではがれき受け入れによる放射能の拡散を心配して反対の声がある。

先ほどのNHKニュースで見た。
細野環境大臣が中之条町のがれき受け入れ説明会に参加したそうだ。

先日、放射能学習会が沼田市であり、同市の市会議員と話したことがある。
>>沼田市のごみ焼却灰で放射能が8000べクレルを超えるものは処分できずに貯め置かれている。8000ベクレル以下は処分場へ運ばれている。放射能の半減期を待って、ベクレルが8000以下に下がったら、同じように処分場に運んで処分するだろう。
<<という話だった。

文科省の放射能マップや早川汚染マップを見れば、降下した放射性物質の総量の違いから、持ち込まれる予定の岩手県宮古のがれきより、周囲の汚染が多い群馬県北部の一般ゴミの方が汚染されている。一般ゴミに宮古のがれきを混ぜて燃やせば、焼却灰の放射線量は逆に下がると思う。

だから受け入れようというのではない。

現在の県北部では、一般ゴミの焼却によって、宮古のがれき以上の問題がすでにあることを考えてもらいたい。現在焼却されている。ゴミ焼却施設からは放射性物質が出ている。そして、汚染された焼却灰は8000ベクレル以下は処分場に処分されている。

この事実はどうする。

先の沼田市の議員に、これまでは、ゴミは発生した地区内で処理することが基本原則だった、と説明してくれた。ところが、この津波がれきは特別で、他地区に運んで処理するという。東北の現地でも処分は可能ともいうし、処理を急ぐ理由はないという話もある。

がれき処理の利権を指摘する声もある。
確かに、宮古からがれきを運ぶ利権、焼却灰を処分する利権、そして焼却施設への交付金など、がれきの山を宝の山と見る存在があるのは間違いないと思う。
○○と地域の有名な政治家を名指しで、利権のため金儲けのためにと、批判する声もある。

さて、県北にくらす子供たちのことを、念頭に置いて考えて見る。

急ぎ対応しなくてはならないのは、子供たちを周囲から放射能から守ることだ。
学校の校庭、周囲、通学路、講演などの遊び場の放射性物質の存在を、綿密に測定しなくてはならない。そして、除染するとか、子供が近寄らないようにするとか対処しなくてはならない。
学校や保護者で、そして教育委員会、役場と話し合いはできているのだろうか。

また、子供たちの放射能の内部被曝を防ぐために、食材の放射能検査が必要だ。
暫定基準以下の食材だから安全だでは、全国レベル的にも意識が低すぎる。
それを変えなくてはならない。
保護者が発案して学習会を開くなど、子供を守るための行動をはじめているのだろうか。

がれきの反対は、細野環境大臣まで引っ張り出した状況から、頓挫すると思う。
該当地域の、日ごろの環境問題への意識の低さが、問題の根底にある。
いまある問題は他人のせいではない、日常の環境への意識の結果だと自覚してもらいたい。

がれきの受け入れ反対をやることに文句はない。
しかし、子供を守るための行動と二股では、子供たちの問題が取り残されないか。
それが心配だ。

がれきが心配な人は、そもそも一般ゴミの焼却からも放射能が出ていることを認識して、
どこかへ移住するしかない。がれきの受け入れを止めても、一般ゴミの焼却よる放射能の不安はある。

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