: 2011年6月13日

適切な判断を誤らないために!

こんにちは、Taddy西田です。
ページのカテゴリーメニューをリストラしています。
事故から3ヶ月が過ぎて、ネットウォッチをさらにセレクトしようと思います。
マイメディアの原点に戻ります。

ここは群馬県前橋市です。
関東平野の北の奥、東京から真北に170キロくらいにあります。
福島第一原発から直線で200キロです。
関東一円で野菜の汚染が広がった時、群馬のほうれん草やかきなが出荷制限となりました。
水道の使用制限はありませんでしたが、水道の汚染がありました。今は検出なしになっています。

最近発表されたスピーディの予測で群馬の汚染の様子が推測されます。
福島第一原発が次々に爆発しました。
環境に放出された放射能のミストは、はじめ福島市方面へ流れ、次に福島県中通を南下して栃木県から群馬県方面へ流れたようです。このときに、福島市、飯舘村に雪が降ったようです。これで、伊達市や南相馬市、川内村などにホットスポットができたようです。
実はこの時、群馬県の北部でも雪が降りました。
平野部より少し線量が高いようです。

福島県立医科大学の線量率グラフを見ると、16から19日に空間線量のピークがあります。
その後はどんどん下がりました。これは放射性ヨウ素が8日の半減期なので下がったのだと思います。

茨城県つくば市の線量率グラフには、14、15日のピーク、東京都新宿の線量率グラフには、15、16日のピークのほかに、21から25にも小さなピークがあります。これは、ベントによって放出された放射能が、福島から茨城県、千葉県、そして東京都、さらに神奈川県から、静岡県方面へ流れたときのものだと思います。
その頃、神奈川県川崎市のモニタリングポストと浜岡原発周辺のモニタリングポストの値が上昇しました。


※『21から25にも小さなピーク』その正体は動画の後半5分ごろ(CMの後)から放送されています。

その後、どこの線量率のグラフも横ばいです。
何かアクシデントがあると、再び急上昇するピークがあるかもしれません。
見守りましょう。

あの時、政府の発表は「放射能は格納容器に閉じ込められている」と言い、外部に出た放射能による「直ちに健康に害はない」と言いました。
政府の発表は、事実を隠す、危険なことを知らせない、言うとおりにすると、被曝すると言うことが分かり、まったく信じられなくなりました。

さて、ネットウォッチは、政府などの発表が信じられない理由を探すためにはじめたのではなくて、信じられる情報を確認するためにはじめたのです。政府や東電、保安院の発表を検証するつもりはありません。そもそも専門知識も技術もありません。

原発事故を3ヶ月間ウォッチしてきて思うことがあります。
事故を収めるためになされていることが夢物語のように感じます。
もしかしたら、うまくいくといいな、できたらいいな、という希望です。
このような放射能漏出事故をどのように対応したらよいか考えてこなかったからです。

冷却のために注がれた大量の水は、高濃度の汚染水となって、建屋の地下やタービン建屋、トレンチなどの作業用トンネルなどに貯まっています。1000ミリシーベルトを超える線量のために近寄ることもできないようです。たとえ、決死の覚悟で近づいても大した作業もできないままに、「直ちに影響のある」大変な被曝をすることになります。

最近、この汚染水を処理する施設を準備したようです。
ただの汚濁水ならば、多少の水漏れや制御システムの不良は、時を急ぐ場合稼動させながら調整することができます。これが高濃度の放射能なので、少しでも漏れたら、そこへ誰も近づけなくなります。最悪の場合、装置に近づけなくなる。機械は稼動の初期にいろいろなトラブルが出るものです。普通の機械装置は不具合を調整しながら安定した機械装置に仕上げていくのですが、放射能で汚染されるこのような装置に不具合が起きると、近づけない高濃度放射能廃棄物ができることになります。テストで動かしただけで、本格稼動もしてもいないのに廃棄物の塊になります。だから、試運転が始められないのです。
ふつうは、確立した技術と装置にするために、安全なテスト用の汚濁水を使って仕上げていくのだと思います。

ネットウォッチで東電の対策ニュースを貼り付ける無意味さの理由は、夢物語の片棒担ぎをしたくないからです。これから何が起きるかわからない時に適切な判断がにぶることにもなります。

さて今日もウォッチをはじめます。

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