: 2011年12月05日

東京新聞:シネマまえばし 開館2周年涙の休館:群馬(TOKYO Web)

東京新聞:シネマまえばし 開館2周年涙の休館:群馬(TOKYO Web)

 前橋市の中心市街地から文化発信を続けてきた名画座「シネマまえばし」が、開館二周年を迎えた四日の上映を最後に休館した。入居するビルで市美術館工事が進み、静かな環境が保てなくなることから、工事の本格化を前に苦渋の決断をした。熱心なファンからは惜しむ声が上がった。 (川口晋介)

 同館は、二〇〇六年に閉館した映画館跡に〇九年十二月オープン。街中の名画座として国内外の名作・良作を上映し、先月には原発を考える特集を組み、講演会も開くなど社会性の高い作品も紹介してきた。

 最後の特集はフランスの映画監督ロベール・ブレッソンの作品。同館会員で二年間に百数十本を鑑賞したという高崎市倉賀野町の元教員田中昭史(てるひと)さん(82)は「毎回の特集が楽しみで、それが期待通りだった。商業ベースに乗らない映画が見られる、貴重な機会を提供してくれていた」と惜しんでいた。

 「軌道に乗るのは二年目、三年目から。一日一日と手応えを感じていた」という同館代表の小見純一さん(53)。「映画館と美術館の機能がつながれば、いい文化拠点になる」と考えているが、今は当面の予定も、一三年春に見込まれる美術館開館に合わせて再開できるかどうかも白紙状態。「涙ぐむ来場者もいた。続けられず非常につらい」と話した。

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