: 2011年11月11日

いせさきこどもの為の放射線量報告 : 放射性物質対策の県内35市町村

(伊勢崎)いせさきこどもの為の放射線量報告 : 放射性物質対策の県内35市町村の対応具合

県内には35市町村がありますが、放射能汚染に対する取り組み具合は、かなりの温度差があります。
市町村規模による差異、財政的な問題、住民の危機意識の違い等、いろいろあると思います。
しかしながら、航空機モニタリング調査によって汚染度が高い場所と判定されて場所では、どうにも対策がにぶい市町村が多いです。
子供より観光、農産物への風評被害の心配をしているというわけでないと、信じたいと思います。

伊勢崎市以外はどういう状況なのかと思い調べてみたので、伊勢崎市の現在の対応を基準=○として、各市町村のサイトで見た限りで得られる情報と対応の印象で、恐れ多くも独断ではありますが、11/8現在の各ウェブサイトから分かる範囲で判定してみました。

▲以下はこどもの安全は完全無視に見えます。住民には通知しているのかもしれませんが、ウェブサイトからの情報での判断です。
○=基準で伊勢崎市と同等の対応 空間線量を定期的に計測公表、学校、幼稚園、保育園等の放射線量を定期的に計測公表、学校給食食材の測定公表
○+=伊勢崎市と同等程度または以下ではあるが、伊勢崎市より優れている箇所がある
◎=伊勢崎市より優れた対応
○-=給食食材の独自調査が無く、伊勢崎市よりやや劣る対応
△=1回以上は独自に空間線量を計測している
▲=1回以上は独自に空間線量を計測しているが教育機関を計測していない
×=独自には何もしていない
※全ての教育機関で、群馬県は1度計測公表していますので、それ以外に独自で行っているかどうかを判断材料にしています。

使用測定器
A=ホリバPA-1000radi
B=クリアパルスA2700Mr.Gamma
C=ECOTEST TERRA-P MKS-05
D=MIRION RDS-30
E=県所有 日立アロカメディカルTCS-171B
F=日立アロカメディカルTCS-172B

◎太田市・・・A使用 給食食材の独自検査、1μSv/h以上の教育施設は除染。4教育施設のみ1週間に1度の定点観測。
◎桐生市・・・B/A使用 給食食材の独自検査、給食食材産地を毎日公表。空間線量は、2週間に1度の計測公表。
◎前橋市・・・A使用 給食食材の独自調査の頻度が多く、学校の雨樋等も調査後除染も実施。何故か10月以降は、計測の公表無し。
○+みどり市・・・B使用 給食食材の独自調査は無く、空間線量計測も1回のみだが、土壌調査を実施 
○+大泉町・・・A使用 給食食材の独自調査は無く、空間線量計測も1回のみだが、0.23μSv/h以上は除染
○-吉岡町・・・B/A(県)使用 給食食材の独自調査 空間線量計測は1回のみ
○-板倉町・・・A使用 1週間に1度の計測公表 雨樋下や砂場の計測も実施した回がある
○-館林市・・・A使用 1ヶ月に1度の計測公表
○-明和町・・・A使用 1週間に1度の計測公表
○-邑楽町・・・A使用 1ヶ月に1度の計測公表
○-玉村町・・・A使用 1ヶ月に1度の計測公表
○-藤岡市・・・D使用 1ヶ月に1度の計測公表
○-安中市・・・A使用 高さ80cmだけだが、教育施設は4日に1度程度と頻繁な計測公表。
○-渋川市・・・A使用 放課後児童クラブ、子育て支援センターまで全教育施設の測定を1ヶ月に1度計測公表。
△高崎市・・・A使用 空間線量の計測が全学校、幼稚園、保育園ではなく、低線量地域の施設のみ公表している点と、群馬県が調査公表している市内全教育機関の結果ページに直接リンクを貼っていない点がどうも意図的に見える。宮原田市議のツイッターによると、ようやく11/4に市内保育園、幼稚園、小中学校、公園、公共施設の一部、計450箇所の放射線量測定が決定したようです。
△神流町・・・C使用 1ヶ月に1度の計測公表
△上野村・・・A使用 定期的に行う予定とありますが、10/13の1回のみ 特産にきのこと猪豚があるが、大事な特産品くらい検査を実施して欲しいものです。
△富岡市・・・F使用 9~10月の1度のみ計測公表
△榛東村・・・B使用 1ヶ月に1度の計測公表
△高山村・・・不明 教育機関は10/13の1度1mの高さのみ計測
△昭和村・・・A使用 計測は11/2の1回のみ
△東吾妻町・・・A使用 一度のみの計測だが高いところは対策する予定。また町民に測定器の貸し出しを開始。役所前は平日の毎日計測公表。
△みなかみ町・・・A/E使用 教育機関は1小学校のみで公民館や役所ばかりの測定でどこ見て計測場所を考えているのか疑問。4月から実施の役場の毎日測定を10月で中止。マップでの線量公表
△片品村・・・A使用 計測は10/27の公表のみで教育機関も一部 校庭で大泉町の除染基準に触れそうなのに、安心安全宣言している。
▲千代田町・・・B使用 地表1mのみ計測公表
▲下仁田町・・・C使用 役所など3箇所のみの計測
▲嬬恋村・・・不明 線量は低いですが、どうでもいい役場駐車場の1mのみ平日毎日計測公表している
▲草津町・・・B使用 どうでもいい役場前のみ計測公表 安全宣言している
▲沼田市・・・A使用 1μSv/h以上は除染 正直どうでもいいところのみ公表 学校などの結果は公表していない
▲川場村・・・E使用 6月にやや騒動になった際と9月に県と村で1mの高さのみ9箇所だけの測定公表し、自然放射線以下になったので健康に影響なしと宣言。1mの高さで大泉町の除染対象数値になるので、地表は高い場所が多数あると考えられるが、これ以上は何もしなさそう。
×甘楽町・・・計測器の所有なし 水道のみ検査
×南牧村・・・計測器の所有なし 水道のみ検査
×長野原町・・・計測器の所有なし 水道のみ検査
×中之条町・・・計測器の所有なし 水道のみ検査

▲×の自治体はウェブサイトを見る限り、放射線に逆の意味で神経質のようです。
きちんと公表しないというのは、リスクを黙ってお客を誘致してるようで、堂々とした観光地とは言えないような気がします。
観光業、農業が大事かもしれませんが、まず子供達の事をどれだけ考えている自治体なのか、また訪れる観光客の安全を考えているのかが分かってしまいすね。
因みに沼田市、東吾妻町、川場村、高山村、中之条町、みなかみ町の6市町村は、11月中に「汚染状況重点調査地域」に指定される予定です。

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