: 2011年10月07日

学校給食のコメやパン、放射性物質検査 /上毛新聞ニュース

学校給食のコメやパン、放射性物質検査

 県内のほとんどの公立小中学校に主食のコメやパンを卸している県学校給食会(前橋市下大島町)は6日までに、給食に使う県産のコメや小麦などに含まれる放射性物質を検査する方針を固めた。本年産のコメや小麦を入荷次第、始める。県産米に関しては県が5日、安全宣言を行ったが、流通段階でも検査体制を強化して児童生徒が毎日食べる給食の安全性の確認を徹底、保護者の不安に応える。

 県学校給食会は県内の公立小中学校や特別支援学校、定時制高校にコメやパン、麺類などの主食を納入。一部の学校には野菜類や納豆、豆腐なども卸している。コメは全て本県産を使用しており、パンや麺類の原料になる小麦も、外国産以外は本県産を使っている。年間取扱量は県産米1867トン、県産小麦147トン。

 コメの検査は、入荷した玄米を精米し、その一部を取り出して民間の検査機関に調査を依頼する。JA全農ぐんまなどから月に2回ほど仕入れており、入荷のたびに検査する予定。小麦や他の食材についても抽出方式で対応する。

 県内のほとんどの公立小中学校の主食を扱う県学校給食会が放射性物質の検査をすることになり、主食に関しては安全確認がほぼ行き渡る。同会はホウレンソウやコマツナについて既に検査を行っている。

 県教委の福島金夫教育長は、給食の食材に含まれる放射性物質の検査を行う考えを示しており、県学校給食会に対して協力を働き掛けていた。

 県産米については、県がコメを作付けしている県内全市町村を対象に101カ所で放射性物質の検査を行ったが、99カ所で検出されなった。残る2カ所も、暫定基準値(同500ベクレル)を大きく下回った。これを受け、県は県産米の安全宣言を行い、全県で本年産米の出荷自粛が解除された。

 学校給食に含まれる放射性物質の検査は、前橋市や太田市が1学期から、伊勢崎市や桐生市が2学期から行っている。ジャガイモやニンジン、キャベツ、牛肉など幅広い品目を対象としているが、ほとんどの食材で放射性物質は検出されておらず、検出されても暫定基準値を大幅に下回っている。

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