2012年1月07日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 緊急速報 急なセシウムの増加はどのぐらい危険か?

武田邦彦 (中部大学): 緊急速報 急なセシウムの増加はどのぐらい危険か?

2011年暮れから新年にかけて福島を中心として比較的広い範囲(おおよそ関東)にわたってセシウムの増加が見られました。数値はこのブログの下に示しましたが、これがどの程度、危険なのかについて、昨夜から少し検討をしています。


結論としては、「普通の生活をしていても大丈夫だが、マスクをかけた方が安全」というもので、期間は「ここ数日」と思われます。また、原因は「福島原発かまたは二次飛散」と考えられます。
・・・
放射能汚染の風塵によるものと解説、タイトルからするとお騒がせの言い繕いのように見える。(◎△v)パニックのお騒がせに乗ってしまった。

ウォッチ/武田教授 記事リスト

2012/01/07 : 武田邦彦 (中部大学): 緊急速報 急なセシウムの増加はどのぐらい危険か?
2012/01/07 : 武田邦彦 (中部大学): 緊急憤激  東電は日本から出て行ってください
2011/12/10 : 武田邦彦 早川先生のこと・他 2011.12.09
2011/09/17 : 武田先生講演会@江戸川区 - takedaatedogawaku Jimdoページ
2011/09/04 : たかじんのそこまで言って委員会 2011年9月4日 教育SP
2011/07/04 : 武田邦彦 (中部大学): 原発再開のための必須条件(2) 「必要性」と「安全性」の分離
2011/07/04 : 武田邦彦 (中部大学): 子どものオシッコから放射性セシウムの検出
2011/06/21 : 武田邦彦 (中部大学): あまりの恐怖に? ピントの外れた東京都
2011/06/20 : 武田邦彦 (中部大学): 1年20ミリの被曝の被害に、何で報いるのか?
2011/06/16 : 武田邦彦 (中部大学): 東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意
2011/06/16 : 武田邦彦 (中部大学): 本当のことを「風評」という不誠実な政府
2011/06/09 : 武田教授ウォッチ-まとめ:平成23年6月8日~6月9日 夏を迎えて
2011/06/07 : 武田教授ウォッチ-まとめ:平成23年6月5日~6月7日
2011/06/05 : 武田邦彦 (中部大学): 原発事故中間まとめ(3) 原発が壊れていった時
2011/06/05 : 武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110605 今、もっとも重要なこと
2011/06/05 : 武田邦彦 (中部大学): 「安全病」患者リスト・・・子供を被曝させたい人たち
2011/06/03 : 武田邦彦 (中部大学): 3つのホットスポット 
2011/06/02 : 武田邦彦 (中部大学): 原発事故中間まとめ(2) 原発事故の通報について考える
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2011/06/01 : 武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110601 本当はテレビは危険を知らせるのだが
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2011/05/07 : 社会を混乱させる放射線医学・防御の専門家
2011/05/06 : 原発論点3  「想定外」と「避難」
2011/05/06 : 原発連休明けの生活(12) 1年1ミリの意味と生活
2011/05/05 : 連休開けの生活(10) 掃除と被曝・・・庭と公園、道路の植え込み、側溝へ
2011/05/05 : 東京 3月15日 と 5月15日
2011/05/05 : 原発論点2 1年100ミリ問題と原発の安全性
2011/05/05 : 原発連休明けの生活(11) 連休後の東京の生活
2011/05/05 : 原発論点4  東電に責任はない?
2011/05/04 : ミリと20ミリ・・・ICRPは何を言っているのか?
2011/05/04 : 東電に電話してください。ご遠慮は要りません.
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2011/05/03 : 原発連休明けの生活(8) 水
2011/05/02 : 新聞記者、専門家など情報発信者に自制を促す
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2011/05/01 : 福島の30年
2011/05/01 : 規制値の再整理
2011/05/01 : 決まっています。 汚染土の捨て場
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2011/04/26 : 原発連休明けの生活(2) 原発の今後
2011/04/26 : 緊急の訴え いわき市の市長さんへ、あなたは神ですか?(音♪)
2011/04/26 : 危険と恐怖 その1 「利益」と「意志」
2011/04/26 : 外人は来ない保安院・東電の会見
2011/04/26 : 原発連休明けの生活(1) 原発のこれまで(音♪)
2011/04/25 : 原発連休明けの生活(3) 放射線のこれまで(音♪)
2011/04/25 : 原発連休明けの生活(3) 放射線のこれまで
2011/04/25 : 原発七不思議 神になった専門家(音♪)
2011/04/24 : 武田邦彦 (中部大学): 福島の偉人
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2011/04/23 : 原発 緊急情報(62) 「風評」を流し続ける政府・自治体
2011/04/23 : 原発 緊急情報(61) 数値は一つ! 医療、職業、一般(音♪)
2011/04/22 : 原発 緊急情報(60) 現在の問題とコメント(音♪)
2011/04/21 : 原発 緊急情報(59) 「外部被ばく」か「合計」か?(音♪)
2011/04/20 : 武田邦彦先生
2011/04/20 : 最近の記事一覧/武田邦彦 (中部大学)(音♪)
2011/04/20 : 原発 緊急情報(57) これから:「安全宣言」という風評(音♪)
2011/04/19 : 最近の記事一覧/武田邦彦 (中部大学)(音♪)
2011/04/19 : 日本の断面図  表現の自由と論文の読み方(音♪)
2011/04/19 : 最近の記事一覧/武田邦彦 (中部大学)
2011/04/19 : 最近の記事一覧/武田邦彦 (中部大学)
2011/04/16 : 武田邦彦21
2011/04/14 : 武田邦彦先生のブログの音読12日~14日
2011/04/13 : 福島原発と海洋汚染
2011/04/11 : 最近の記事一覧/武田邦彦 (中部大学)
2011/04/11 : 武田邦彦「保安員が今更どうでもいい」
2011/04/11 : 武田邦彦先生のブログの音読 8日~11日
2011/04/08 : 武田邦彦先生のブログの音読 8日
2011/04/08 : 武田邦彦先生のブログの音読 4日~8日
2011/04/08 : ニュースの深層 2011.4.8『これからの福島第一原発と放射能汚染』
2011/04/07 : 武田先生の緊急情報の朗読 6日~7日
2011/04/07 : 原発 緊急情報(51) 窒素を入れた理由と影響
2011/04/07 : 原発 緊急情報(50) 規制値が20ミリになると・・・
2011/04/07 : 原発 緊急情報(49) 新学期・・・人間ができる限度
2011/04/06 : 中部大学教授武田邦彦先生のブログ音読 4日~6日
2011/04/06 : 福島原発事故 武田邦彦教授 緊急提言
2011/04/04 : 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ
2011/04/03 : 原発 緊急情報
2011/03/30 : ワイドスクランブル_武田邦彦vs大学教授2名_激論!
2011/03/27 : 武田邦彦教授が緊急インタビュー
2011/03/26 : 放射線の専門家に自重を求める
2011/03/26 : 原発 緊急情報(31) 結局、子供はどのぐらい被曝するか?
2011/03/25 : 「安全な原子力推進派」は異端?   私のスタンス
2011/03/25 : 原発 秋田の方へ
2011/03/25 : 原発 緊急情報(30) 被曝を少なくする方法(その2)
2011/03/25 : 原発 緊急情報(29) 被曝を少なくする方法(その1)
2011/03/25 : 原発短信
2011/03/24 : 原発 緊急情報(27) なぜ、そんなに違うのか?
2011/03/24 : 原発 緊急情報(28)  大変だけれど・・すべては理屈通り
2011/03/23 : 緊急情報(26) 赤ちゃんをお風呂に入れても大丈夫?
2011/03/23 : 原発 緊急情報(25) どうすれば良いのか? その4
2011/03/23 : 原発 緊急情報(24) どうすれば良いか その3
2011/03/22 : ショート警報  かけ算のできない東大教授
2011/03/22 : 原発 緊急情報(23) どうすれば良いか その2
2011/03/21 : 緊急情報(22)の表
2011/03/21 : 原発 緊急情報(22) どうすれば良いか その1
2011/03/21 : 原発 真面目な話です  わかりやすいので
2011/03/21 : 緊急情報(21) 「直ちに」とは何か?「冷静に」とはなにか?
2011/03/21 : 福島原発事故に思う・・・・
2011/03/21 : ご質問の多いことについて
2011/03/21 : 法を破った国と専門家・・自衛しよう!
2011/03/21 : 医療行為と放射線 違うものの比較
2011/03/21 : ほうれん草は食べられるか?
2011/03/21 : 食品の汚染と放射線物質の半減期
2011/03/21 : NHKの矛盾を役立てる
2011/03/21 : 「直ちに」とは何か?「冷静に」とはなにか?
2011/03/20 : 原発 緊急情報(20) NHKの矛盾を役立てる
2011/03/20 : 原発 緊急情報(19) 食品の汚染と放射線物質の半減期
2011/03/20 : 原発 緊急情報(18) ほうれん草は食べられるか?
2011/03/20 : 原発 緊急情報(17) 医療行為と放射線 違うものの比較
2011/03/20 : 原発 緊急情報(16) 法を破った国と専門家・・自衛しよう!
2011/03/19 : 福島原発事故に思う・・・・
2011/03/19 : 原発 緊急情報(15) ご質問の多いことについて
2011/03/18 : 原発 緊急情報(14) 3月18日午後9時、放射線速報
2011/03/18 : 原発 緊急情報(13) 逃げられない人のために  その2
2011/03/18 : 原発 緊急情報(12) 逃げられない人のために
2011/03/17 : 原発 緊急情報(11) どこがまでが危ないか:計算結果
2011/03/17 : 原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!
2011/03/17 : 原発 緊急情報(9) 気象庁:国民の方を向いてくれ!
2011/03/16 : 原発 緊急情報(8) 放射線はどこまで行くか?
2011/03/15 : 武田邦彦 3/15日 緊急 福島原発について
2011/03/15 : 原発 緊急情報(7) 東京を逃げ出すべきか?
2011/03/15 : 原発 緊急情報(6)
2011/03/15 : 原発 少し落ち着いたので・・・「保安院という化け物」
2011/03/15 : 原発 緊急情報(5)
2011/03/14 : 武田邦彦24
2011/03/14 : 原発 緊急情報(4)
2011/03/14 : 原発 緊急情報(3)
2011/03/13 : 原発 緊急情報(2)
2011/03/12 : 原発、緊急情報(1)

2012年1月07日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 緊急憤激  東電は日本から出て行ってください

武田邦彦 (中部大学): 緊急憤激  東電は日本から出て行ってください

事故で引責辞任した東電社長の退職金  2億円


事故で電気代を上げる権利があると言った東電役員


4万ベクレルを超えるのに掃除に来ない東電と九電力


「定時降下物とは何ですか?」と聞く東電記者会見


日本人は「悪かった」と謝らなければ許されない社会に住んでいます。


交通事故や産業の事故とあまりに違うのに、記者(新聞、テレビ)が低姿勢!!


(音声です)

(平成24年1月6日 午後7時)


「takeda_20120106no.386-(7:27).mp3」をダウンロード

2011年12月10日 武田教授

武田邦彦 早川先生のこと・他 2011.12.09


crescent421 さんが 2011/12/09 にアップロード

武田邦彦さんのブログ「もしも子供が圧力団体を作ったら・・・」(12月9日)の音声。
ブログリンク → http://takedanet.com/2011/12/post_72c4.html

「原発事故後の新・環境問題」→http://bit.ly/skOuky
「武田邦彦がズバリ答える!いますぐすべき放射能対策」→http://bit.ly/uFyAkR

2011年9月17日 武田教授

武田先生講演会@江戸川区 - takedaatedogawaku Jimdoページ


武田先生講演会@江戸川区 - takedaatedogawaku Jimdoページ
原発事故から6ヶ月、事態はいまだ収束の道が見えず、放射能汚染は続いています。
江戸川区が東京の中でも汚染度が高い地域であること、皆さんはご存知ですか?
都が公式に計測している空間線量でさえ、西側よりも確実に高めなものが発表されています。

そんな中で暮らしていて、私達はどの程度放射性物質、被ばくについての知識を持っているでしょう?

●こどもは放射性物質への感度が大人より高い。
●内部被ばくと外部被ばくの違い。
●被ばくは「足し算」。
●「年間1ミリシーベルト」が世界基準。
●放射性物質は掃除で軽減。
●一度した被ばくもその後の生活で回復できる。

etc...

2011年9月04日 武田教授

たかじんのそこまで言って委員会 2011年9月4日 教育SP


nonuclear0311 さんが 2011/09/05 にアップロード
武田邦彦 (中部大学): なぜ、子供が被曝を心配するのか?

あるテレビでお子さんが「東北の野菜を食べたらどうなるのか?」という趣旨の質問がありました。

可哀想に、東電が放射性物質をまき散らさなければ子供はこんな心配をせずにのびのびと楽しく毎日を送っていたでしょう。これもなにも日本の大人の責任です。私はその子供にすまないとおもいました。

東電がヘマしたのも大人の責任です。それなら、子供には事故以前の被曝基準1年1ミリシーベルトを守ってあげられなかったのでしょうか? 保安院は東電の事故の後、東電の社員(もしくは下請け)の大人が1年1ミリシーベルト以上浴びたとして処分をしましたが、大人より感受性の高い子供を守って欲しいと思います。

今は情報の時代です。政府や自治体がいくら法律を隠そうとしても、隠し通せるものではありません。私が1年1ミリシーベルトというと「危険を煽る」と言う批判が来ますが、低線量率被曝と病気の関係が医学者で合意できないので、社会的に1年1ミリシーベルトという約束をしているのです。東電がヘマしたから約束を反故にしてはいけないし、その被害を子供にかぶせるのは誰が考えても不適切です。

・・・・・・・・・

「東北」といっても広いので、安全な野菜もありますが、「東北」を「福島」と言い換えても、福島でも汚染されていない野菜はあります。汚染されているかどうかは、野菜のベクレルを測ってそれが表示されていないとわからないもので、地域、しかも行政区でいうこと自体が間違いですが、それも大人の責任です。子供なら「東北」ぐらいしかわからないでしょうし、外人ならそれが「日本」になるでしょう。

すくすく育つべき子供が被曝を心配しなければならないのも大人の責任、食材にベクレルを表示しないのも大人の判断、「東北産」、「福島産」などと行政区で区別しているのも大人です。

そこで私は、「大人の不始末は大人で解消したい」と思い、子供からの質問には正面から答えずに、大人に向かって(子供が心配しているから)「東北の野菜は出荷してはいけない」と言いました。もし食材にすべてベクレルが表示されていたら、「10ベクレル以下なら大丈夫ですよ」と答えることができたのですが。

・・・・・・

子供は大人を信用しています。質問はしますが苦情を言うことはなく、国会前で座り込みをすることもできません。出された給食が汚染されていても黙々とそれを食べます。そんな立派な子供たちが安心して暮らせるよう、今でも「1年1ミリシーベルトを超える被曝になる可能性がある食材(もちろん外部被曝などを足してですが)は出荷しない」ということで大人が断固たる意志を示したいと思います。

そのためには、外部0.2、食材0.2ミリぐらいになることですから、個別の食材はその20分の1、つまり0.01ミリ(食品の100分の1原理)程度にする必要があるでしょう。今こそ、大人の決意に期待します。

(平成23年9月7日)

原発はいますぐ廃止せよ 小出先生に続き 勝負をかける武田先生

読売テレビ(大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。
 ◇一関市長がメールで抗議

 番組は4日午後1時半から東北の一部で放送された「たかじんのそこまで言って委員会」。

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーの中で、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘。武田教授に発言を取り消すつもりはないかを確認したうえで、今後の対応を考えるとしている。

 番組を見た市民から市に連絡があり発覚した。発言は動画サイト「ユーチューブ」にも投稿されている。読売テレビは毎日新聞の取材に対し「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。(番組)全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。【湯浅聖一】


原子力ムラが巻き返してきたので、反原発派の反撃、頑張れ武田先生、注目を浴びて、隠蔽東北の推進派を撃破せよ。

2011年7月04日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 原発再開のための必須条件(2) 「必要性」と「安全性」の分離

武田邦彦 (中部大学): 原発再開のための必須条件(2) 「必要性」と「安全性」の分離

今回の原発事故を起こした多くの原因の一つが「原発の必要性」と「原発の安全性」を切り離して無かったことが上げられる。

「原発は必要だから、安全である」

という論理はきわめて強く主張された。

もちろん、必要性と安全性はまったく関係がない。

かつて私が1960年代に化学コンビナートに勤務したとき、ちょうど「必要だからやる」というのと、「安全でなければやらない」という議論が拮抗していた時期だった。

コンビナートには「安全第一」という旗が翩翻とひるがえっていたが、誰もが「あれは建前であって、生産が先だ」と心密かに思っていた。

当時、日本は戦後復興の時期を経て、高度成長の前夜にあたり、「生産第一」の時代だった。職場の雰囲気は「安全、安全って、なに言っているんだ。そんなこと気にして仕事ができるか!」ということで、現在の原子力はまだその時代にいるのだから、化学工業の40年前を彷彿させる.

・・・・・・・・・

日本の電力供給が重要であることは言うまでもない.

でも、電力の確保は「安全に電力が得られる技術に限定される」のは当然であり、「必要性が高いから、危険な方法も選択できる」というのはあまりにも古い考え方だ。

今回の福島原発の事故で分かったように、生産工場では事故はきわめて大きな損失になる。生産を急いでもひとたび事故を起こしたら、全部、失ってしまう、というのが教訓だからだ。

・・・・・・

でも、原発の場合は違うかも知れない。

普通の会社の工場が爆発事故を起こしたら、付近住民に被害があったら、自分の工場の後始末をほって付近住民の窓ガラスを直したり、飛び散ったものを回収してきたりする。

ところが今回の原発事故では、当事者の東電は福島原発にだけかかずらっていて、さっぱり被災地の人を助けに来ない。

汚れた大地を除染もしないし、除染した土を回収にも来ない.「電気会社は特別だ」と言わんばかりの態度である.

このことは、やがて「不安全でも原発を再開する」ということになるだろう。

でも、やがて数年後からでる被曝の疾病ばかりではなく、すでに子どもを疎開させたり、せっかくの休日も公園に遊びに行けなかったり、生活に大きなダメージが拡がっている.

・・・・・・・・・

まずは50年も遅れている電力の「生産と安全」の関係について、再開までにハッキリさせ、「原発は必要だから安全」という考えを捨てて、「今回の原発事故の原因と対策を実施し、その上で日本が原子力を続けることを国民で確認して、再開する」という多くの工業分野ですでに当然となっている、手続きを踏まなければならないだろう。

(平成23年7月4日 午前11時 執筆)

2011年7月04日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 子どものオシッコから放射性セシウムの検出

武田邦彦 (中部大学): 子どものオシッコから放射性セシウムの検出

かわいそうなことですが、日本の子どものオシッコから放射性セシウムが検出されました。

この問題を正しく判断するポイントは、

1) 検出された量は、世界の水道水の規制のレベルだから、ハッキリした内部被曝をしたことを意味している、

2) 子どもが内部に取り込んだ時期は3月下旬から4月上旬と考えられる、

3) 子どもの体内に入った総量はこの測定では分からず、一過性なら大したことはないが、継続的にでる場合はかなりの量が体内に入ったと考えられる、

4) 測定値が日本からではなく、フランスからであることが残念だ、

5) この件について、文部大臣が「健康に影響はない」と発言したことには何の根拠もない。ただ「安全だ病」にかかっているだけ、

です。

放射性セシウムの半減期は30年ですが、体内には成人男子で約3ヶ月ぐらい体に残ります. 子どもの場合、最短で2週間位から出始めます.

この子どものオシッコを採ったのが5月中旬ですから、おそらく4月の体内被曝の分が出たと考えられます. だから、もしこの子どものオシッコをもっと早く採っていれば、高い濃度のセシウムが検出されたと思います。

国は測定値が高い頃に測定するのを控えていたと考えられます. 私は今回の福島原発の事故で、何回か日本人としてのプライドを傷つけられました。

1) 最初の段階で日本の気象庁のデータが出ないので、ドイツの気象庁のデータで風向きを推定した、

2) ソ連は事故の翌日に1100台のバスで住民を大量に非難させたが、日本政府はなにもやらなかった、

3) 福島沖から茨城沖の魚や藻類の放射線のデータをフランス原子力センターの測定値を使った、

4) 今回のオシッコの検査も外国だった。

この機会に文部大臣が反省して欲しかったのですが、逆に内部被曝の時に用いる「預託線量計算」が50年(実質1年)であることを取り上げて、「大したことはない」を繰り返していました。

・・・・・・・・・

子どものオシッコにでる放射性物質は、例えば、1ヶ月目から出始めて、最初は濃度が低く、徐々に上がっていって1ヶ月半ぐらいでピークになり、それから徐々に減り始めます.

ということは、今回のサンプルが子どものどの時期に当たっているかによって、そのお子さんの内部被曝量が決まるのであって、今の段階では、「極めて厳しい」という状態から「大したことはない」まであって、誰も決めることは出来ません。

・・・・・・

いずれにしても、空気中や野菜の中の放射性物質を体に取り込んだのですから、オシッコにでるのは当然です。

今後も「放射性物質を含む野菜を食べないなんて、風評だ!」といって放射性物質を食べさせた子どものオシッコにはすでに放射性物質が出ているはずです. 

ひどいことをする日本の大人(政府、農水相、教育委員会など)です。「自分のオシッコにヨウ素やセシウムが出て欲しくない!」と叫んでいる子どもの声が聞こえないのでしょうか?

その子供たちの態度を「風評を煽る」といって非難するのですから、鬼のような大人です.

・・・・・・

防御方法ですが、

1) 新たに内部被曝しないように、風の日はマスクをし、食材に注意する、

2) 新陳代謝を盛んにして、放射線に注意しながら(カリウムは自然のものでも若干の放射性カリウムを含む)カリウムの食材を少しずつ採る、

3) 体力を維持し、栄養のバランスをとり、3月に被曝した子どもはできるだけ放射線の夏休みを過ごす、

ということです。

(平成23年7月3日 午前9時 執筆)
自然放射線で話題になるカリウム40のことが気になって調べてみました。
※詳しくは別の機会にまとめます。

ここでのキーワードは「バナナ等価線量」と、「半減期が12.77億年」です。
バナナ100グラムに360ベクレルのカリウム40が含まれているそうです。
バナナは誰でも好きなふつうにある果物ですが、これに370ベクレルのカリウム40が含まれていると知って驚いきました。放射線は何であれ良くないものです。
放射能は心配ないと説明するためにこのバナナを持ち出して、バナナが370ベクレルだから、セシウムやストロンチウム100や200は心配ないよう説明します。ここで使われるのが「バナナ等価線量」です。詳しくは→ウィキペディアをお読みください。

カリウム40は「半減期が12.77億年」です。つまり、はるか生命誕生以前から存在していたものです。すべてのカリウムの中に0.0117パーセントの比率で放射性カリウム40が含まれています。人間で考えると、食物からこの比率で取り込み、同時に同じ比率で排出します。先ほどのバナナはカリウムを多く含む食品ですが、体内のカリウムは一定に保つようになっているため、たくさん取ればたくさん排出されます。それなので、体内のカリウム40の量はいつも同じです。この被曝を修復しながら人間は生きているのです。
詳しくは→ウィキペディアをお読みください。

さて、セシウムの食物から取り込んだらどうなるのでしょう。
セシウムはカリウムのように取り込まれて、体内のカリウムと入れ替わるそうです。
たくさんのセシウムを取り込めばたくさんのカリウムと入れ替わります。
これは内部被曝を大きくする問題です。カリウムがたくさん存在する場所で深刻な被曝が発生します。※詳しくはまとめてたいと思います。

武田先生は、セシウムの取り込まれた体に、カリウムをたくさん食物で取るようにすると、カリウムとセシウムが入れ替わると言っています。

その意味では、バナナはカリウムの多い優れた果物です。
見せかけの「バナナ等価線量」に誤魔化されず、おいしいバナナを安心して食べましょう。
類人猿の太古から食べてきた安全なものです。

2011年6月21日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): あまりの恐怖に? ピントの外れた東京都

武田邦彦 (中部大学): あまりの恐怖に? ピントの外れた東京都

・・・

6月、東京都が重い腰をあげて、放射線の測定を始めました。テレビでその様子を見たら、公園の中央の平たいところで測っていました。

今、公園で線量が高いところは「公園の中央」ではなく、ヤブやベンチの下などです。

つまり、東京とは「できるだけ放射線の低いところ」に狙いをつけて測定しているように見えます.すでに多くの人が「公園のヤブ、風の吹きだまり」などが1時間に1マイクロシーベルトを越えるという値を出しているのに、そこを避けているのです.

・・・

事故の真相がドキュメントになる25年後、政治家も東電の経営者も保安院の広報も、その世界に生きてはいない。まかり間違って生きていれば、モゴモゴと言い訳をするかも知れない。
事故は巨大な地震と津波によって起きた。その後のことはすべからく、何の考えも準備もなかったことで、的確な対応ができないまま、連鎖的に事故は拡大した。
しかし、25年ではセシウムの汚染はいくらも減ってはいない。誰も住めない場所が事故発生当時のまま残されている。
当時の子どもたちは成長して、周りの大人たちが、できることをしなかったので、いろいろなトラブルを負わされている。
ネットウォッチの僕も生きていない、だから今、言わなくてならないことを言うことにした。子どもたちを守れ、未来の命を守ろう!

2011年6月20日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 1年20ミリの被曝の被害に、何で報いるのか?

武田邦彦 (中部大学): 1年20ミリの被曝の被害に、何で報いるのか?

先回、「なぜ、子供達は被曝させられるのか?」で、自然放射線に加えて「人工的な被曝」の内、医療や研究などではない、「一般の人の被曝」は「電気が欲しいので、その代わりにガンになる危険性を我慢する」という意味であることを示しました。

だから、国際放射線防護委員会(ICRP)も、
「1年1ミリシーベルトまでは、個別、具体的な利益を示さなくても良い」
としていますし、これを「我慢の限界」と表現しているのです。

つまり、1年1ミリまでの被曝の被害は、「電気を使うことができる」ということと相殺すると考えている訳です.これは世界中のコンセンサスですから、個人個人の思いと少し違うこともあります.
・・・・・・・・・

ところが、もし、「1年1ミリ」を「1年20ミリ」に上げるとすると、

1) 電気を20倍供給するか、電気代を20分の1にする、
2) その他のメリットを政府か電力会社が提示する、
3) それによって、ガンが1億人に5000人から10万人に増えることを認める、
というプロセスが必要で、単に「文部科学大臣が宣言したから」だけでは20ミリに上げられないのです.

これを多くの教育委員会、校長先生、自治体などが錯覚したようです.

錯覚の真なる原因は「子供は自分たちの言いなりだ。子供達に人権はない。子供達は我慢させればよい.子供達は自分の所有物だ」という傲慢な心のように私には感じられます。

今の福島で校庭で運動させたり、夏の大会を実施したりするのは、この意味では子供達を犠牲にするものです。
・・・・・・・・・

このことをICRPは、次のように表現しています.

「1年1ミリ(我慢できる限度)までは、個別・具体的利益を提示しなくても良いが、それ以上に上げる場合は、個別・具体的な利益を提示する必要がある。」

当然ですが、国民がそれだけ多くの被害を受けるのですから、それに対する「利益」が必要なのです.

すでに、「国家のために無意味に我慢する」ということを国民は強要されなくなりました。現代ではよほど野蛮な国でなければ、なんのメリットも無いのに我慢させることは出来ないのです。

事故が起こったからと言って、1年1ミリを1年20ミリにしても、電気の供給も電気代も変わらないのですから、何か別の具体的なメリットが要ります.

たとえば、膨大な費用をかけてその土地を除染し、1年後には綺麗な福島を返すとか、福島の食材を政府が全て買い上げるなどがありますが、これも「もともと原発が事故を起こさなければ起こらなかったこと」ですから、メリットになるかどうか怪しいものです。

それでは、除染した後、希望者には新築の自宅とか、自由に電力会社に入社できるとか、未来のことを提供することも考えられます.今、まだ日本で原発が動いているのですから、この議論は大切です.

これは福島ばかりではなく、東京など別の都県でも同じで、自治体の首長や役人が「1年1ミリを越えても大丈夫」と言った場合、その自治体は市民に対して「何らかのメリットに提示」を必要とします。

もちろん、1年1ミリでもガンの危険性があるのですから、それを越える環境が「安全」であるはずはないし、ICRPも「事故前の日本の放射線の専門家」もそんなことは一言も言っていないのです.

東京で1時間に0.1マイクロの測定値が出たところで、国も自治体も「安全です」などと言うのは論外で、さらに、被曝の損害に対して何もしないということは出来ないのです.

国民や市民、子供はあなたたちの所有物ではありません.

(平成23年6月18日 午前10時 執筆)

2011年6月16日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 本当のことを「風評」という不誠実な政府

武田邦彦 (中部大学): 本当のことを「風評」という不誠実な政府(平成23年6月16日 真昼 執筆)

当たり前のことですが、「風評」というのは、実際には無いことをウワサで広めて、損害を与えることです。
誠実な社会、安心して住める街では、風評のようなものはできるだけ排除して気持ちの良い生活を送りたいものです。
しかし、福島原発が起こって以来、日本政府は、もともと風評ではないものを風評と言って、国民や「正しいお母さん」を苦しめています。
・・・


(◎△v) 「風評」と戒め合う、あるいは「直ちに健康に問題ない」という。

小賢しい話ですが、健康的に生きることを憲法は保障しています。
これは、健康に生きる権利には、許容量がこれこれなどの条件はありません。

健康に生きる権利を主張することは、同じ立場の人たちを守ることです。
特異に見られるかもしれませんが、同じ不安を感じている人は分かっています。



2011年6月16日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意

武田邦彦 (中部大学): 東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意(平成23年6月16日 午前9時 執筆)

東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意
今朝のテレビは一斉に「東京都が行った都内の放射線測定」を報じていました。
原発事故の直後には、測定値も示さずに「安全だ、安全だ」と言っていた頃に比べると、「テレビは神様ではないから、安全かどうかはデータが必要だ」というレベルまで来たようです.
・・・
東京との測定の内、1時間に0.11マイクロシーベルト以上の地域は法律的に違法状態にあり、子供の健康に障害を及ぼす可能性がある。
・・・
マスコミも「事実を伝えよう」という気持ちと、「公的なデータなら責任を問われない」という二つの間で揺れ動いているように見えます.
・・・


(◎△v) 20mSvの許容量は、口先男が言った「1mSvをめざす」という言葉をひらひらさせながら、いつまでもそのままです。人ではなくモノが巣食っている現実は変わっていません。

2011年6月09日 武田教授

武田教授ウォッチ-まとめ:平成23年6月8日~6月9日 夏を迎えて

科学者の日記110608 夏を迎えて (平成23年6月8日 午前11時 執筆)

夏を迎えて被曝量を減らすために色々、やらなければならないことがあります。

・・・


お母さんに「風評被害」と非難する人は人間か? (平成23年6月8日 午前10時 執筆)

少しでも子供を被曝させたくないと懸命になって食材を求めているお母さんに「風評被害を言うな!」と責める鬼のような学校の先生、市役所の公務員、そしてジャーナリストがいます.

その理由は二つあるようです.

1) 暫定基準値以下だから「被曝する」というのは言いがかりだ、
2) 政府が1年100ミリまで大丈夫と言っている。

二つともウソなのです。

・・・


(◎△v) 小出先生は、こどもたちに被曝を我慢させているという表現をされます。許容量とか基準とかではなく、我慢させるです。
放射線はどんなに少量でも有害なものです。たとえ少しでも被曝しないほうがいいのです。どうしても被曝してしまうので、どこまで我慢できるか、それは、被害を受ける本人が判断がすることで。判断できない子どもの場合は、子どもの保護者が判断することなのです。風評というのは汚染がないのにということですが、環境は現に汚染されているのです。


原発事故中間まとめ(4) 「悪意」か? 私たちの政府 平成23年6月9日 午前8時 執筆)

3月11日、福島原発が時々刻々、破壊に向かっているとき、発電所と政府は共に国民に事実を知らせなかった。

1)発電所長は消防に通報しなかった、
2)政府は国民に危険を知らせなかった。

しかし、この二つならまだ「準備不足」とか、「普通に見られる隠蔽体質」とも言えるが、逃げる方向について政府が発表したとき、私は「まさか!」と耳を失った。

原子力の専門家ならすべての人が知っていることなので、「悪意」としか考えられないが、本当だろうか?

・・・・・・


2011年6月07日 武田教授

武田教授ウォッチ-まとめ:平成23年6月5日~6月7日

◆ 科学者の日記110605 今、もっとも重要なこと (平成23年6月5日 午前9時 執筆)

私は各県知事が生産者側(短期的視野での)に立って「測定を拒否」したり、1年20ミリシーベルトなどといういい加減な基準を作るのに熱心であるのは間違いで、「正確な測定値を早く示す」ことに全力を挙げるべきであることは法治国家の政府として最低の義務である.

「素直で誠実」な政府と自治体を求める!!

(◎△v) 穏やかではありますが、政府や自治体の対応振りに対して、憤りを感じていることが分かります。

◆「安全病」患者リスト・・・子供を被曝させたい人たち (平成23年6月5日 午後11時 執筆)

福島原発事故が起こるとせきを切ったように「安全病」が専門家のあいだに急激に感染し始めたのです.
安全病とは、「危険でも安全と平気で言う」という新しい精神病で、病気は官房長官、経産省の原子力安全・保安院あたりから出たようです.
・・・
すでに感染した人のリストを示します。感染は「国に近いか、お金をもらっている」、「子供達より自分のことが大切」などの人に抵抗力が無いようです。

【「安全病」患者リストと主たる症状】
1) 自治体のお役人・・市民の問い合わせに対して法律を勉強せずに「安全です」という奇妙な症状を示している、
2) 校長先生・・保護者の問い合わせに対して「文部大臣が」と答えている。文部大臣より法律や決まりが大切、
3) 放射線医療関係者・・講演会などで1年100ミリまで大丈夫と奇妙な言う症状を示している。1年1ミリを決めて、今までそれを守るように言ってきた人なので、かなり重症、
4) 大学の先生・・かけ算、足し算をせず、空間からの線量率だけで、食事も何もしないということを盛んに言っている.新しいことを言いたいという潜在的な欲求が症状を示している、研究費の獲得も感染の原因になっている、
5) NHK・・受診料を強制的にとっているので、他の報道機関と全く違う.未だに法律には触れない特殊な症状、受診料は国民からとっているが、予算の承認は国会だから、国会に顔が向いているのが感染の原因と推定される、
6) 朝日新聞・・これまで一貫して「危険病」といっても良いぐらい放射線については厳しかったのに、普通の原発の漏れの20億倍になると、突然「安全病」に感染した、3月12日に福島の記者を待避させたとの情報もあり、疑似感染の可能性もある、
7) 政府・・感染の発症点。隠匿体質と国民を人間と思っていない潜在的な考えが病気を生んだと考えられる、
8) 大人・・大人は郷土や土に愛着があって汚染された土地を離れられない。それはよくよく理解できるが、だからということで子供を道連れにする症状。子供は新しい土地で元気に生きることができる、
9) 知事・・県内の生産者が票田なのか、汚染された農作物を子供に食べさせて被曝させることに熱心、
10) 市長・・汚染された瓦礫を汚染されていない地域に持ち込み、汚染を拡げることに熱心、早く、このような人たちを治療か、隔離しなければ感染が拡がり、国民の健康に大きな影響を与えるでしょう。

治療薬はただ一つ「良心」です。
・・・

(◎△v) 危機的な状況で、人の本性が表れる、小説に映画、テレビドラマのフィクションの世界はそれがテーマです。今回の地震、津波、そして放射能漏れという大惨事に、政府や役所がどういう対応をしたかを見ました。武田先生は、もう国はないとまで言っています。6.11のパレードに参加しました。パレードを見物していた人の中に、「楽しそうにしているけどパレードでは何も変わらない」と言う人がいたようです。確かにそうです。しかし、どうにもならないと感じた時、すっかりあきらめた時、はじめて変革の可能性が生まれます。それは、夜明け前が一番暗いように、絶望がある限り、エネルギーが沸き起こってきます。傍観して悲嘆している人の中にも変革へのエネルギーが蓄えられていきます。

◆放射線防護はどのように進んできたか? (平成23年6月7日 午前10時 執筆)
・・・
先進国として当然ですが、日本も国際的な合意にもとづいて国内法を整備しています.

ある(真面目な)公務員が私に「被曝を規定する法律が日本にあるのですか?」と質問してきました。これには少し驚きました。

そして、法律を作り、それを守るべき国会議員や地方公務員が、以上のような経緯も知らず、「文部大臣が大丈夫と言った」というようなことで、子供に被曝をさせていますが、「日本の文部大臣」が、長い歴史を持つ「放射線と人体の健康」について、新しい考えを出せるはずもないのです。
・・・

(◎△v) 法律にない、緊急時の基準を持ち出してきて、被曝を強要する。この国は無法な国になったのです。武田先生は税金を払う必要はないとまで言います。確かに、憲法をしっかり読んでもらいたい。

2011年6月05日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 「安全病」患者リスト・・・子供を被曝させたい人たち

武田邦彦 (中部大学): 「安全病」患者リスト・・・子供を被曝させたい人たち

これまで長く原子力関係の仕事をしてきましたが、その時に


「被曝はいい加減でよい」


などという専門家は一人もおられませんでした。


厳密に定められた法律を守らないとこっぴどく言われたものです。


でも、福島原発事故が起こるとせきを切ったように「安全病」が専門家のあいだに急激に感染し始めたのです.


安全病とは、


「危険でも安全と平気で言う」


という新しい精神病で、病気は官房長官、経産省の原子力安全・保安院あたりから出たようです.

2011年6月05日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110605 今、もっとも重要なこと

武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110605 今、もっとも重要なこと

原発事故から2ヶ月半、今、もっとも重要なことは「日本人の被曝量を少しでも減らす」ということだ。


それは「被曝量に比例してガンが発生する」という「コンセンサス」があるからで、それが「医学的に判明したこと」ではなく、「医学的にハッキリしないので、医学者が中心となってコンセンサスを得たもの」だからである。


最近、「それはコンセンサスであって、医学的に明らかになっていない」という逆の説明が良く行われる.それが日本政府に利用されて、「子供でも20ミリ(本当は内部被曝を入れると50ミリ相当)まで大丈夫」という言質を与えることになった。


放射線関係の医学者や関係者に自制を促すとともに、コンセンサスに基づいて、今、もっとも重要なことを確認しておきたい。


・・・・・・・・・

2011年6月05日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 原発事故中間まとめ(3) 原発が壊れていった時

武田邦彦 (中部大学): 原発事故中間まとめ(3) 原発が壊れていった時

先回、通報が早かったら多くの人が被曝を減らすことが出来たのにということを書きました。


でも、実際には運転主任も発電所長も公設消防には連絡せず、おそらくは本社に連絡をとり、本社もまた「自分たちは日本人だ」ということには思い至らず、


「自分たちは東電社員だ。日本人に迷惑をかけてもかまわないが、東電を痛めることだけはできない」


と判断したのでしょう。


民主主義と言い、「民主党」という名前の政党が政権を取っているのですが、まだまだ日本は国民が主人ではないようです。


・・・

2011年6月03日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 3つのホットスポット 

武田邦彦 (中部大学): 3つのホットスポット 

放射線を発する元素を「ホットアトム」と言います.もう少し専門的に言うと、放射線を出した元素は、その直後は特別な状態にありますので、それを「ホット」と呼びます(学問的用語).

一方では、福島原発からの放射性物質は重さ形も「火山からの噴煙(灰)」のようなものですから、風にながれて、まだらに地表に落ちました。これを「ホットアトムが多い場所」という意味で「ホットスポット」と呼びます.

4月からこのブログでも呼びかけて来ましたが、それを整理してみました。

【ビッグ】

今回は福島原発から西北に流れ、福島市まで行ってから南に流れ、二本松、郡山に達しました。

学問的には今後の研究によって明らかになると思いますが、4月初旬に放射線の増え方を見ていたら、その後、白河や宇都宮の横を流れ、柏市から松戸、三郷、葛飾、浅草、文京から新宿まで流れたような感じでした。

4月にこのような地域から「地面の放射線が強い」など読者からのメールをいただきました。

・・・・・・・・・

このような放射性物質の流れは、1000メートルということではなく数100メートルの高さのようで、山は越えられないようです。また、下降気流や雨、ビルへの衝突や気流の乱れなどで、ときどきまとめて地表に降りたようです.

このような場所を「ホットスポット」として意識すれば、被曝を少なくする手段があることになります。

・・・・・・・・・

【ミニ】

さらに、地表に降りる時に、これもまた気流の関係で「まだら模倣」になり、福島の小学校でも校庭の放射線が強い場所と弱い場所がありました。

5月になると、さらに地表に落ちた放射性物質が雨、風や人間の靴などによって運ばれて「二次的に集まる」ようになり、そこに「ミニ・ホットスポット」が出来ました。

つまり、

1) ビッグ・ホットスポット

2) ホットスポット

3) ミニ・ホットスポット

の3つがあります。このことを先日、「女性自身」(週刊誌)で説明しました。

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2011年6月02日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110602 私たちは何を間違ったのか?

武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110602 私たちは何を間違ったのか?

目の前でこれほどの原発事故が起こったのに、まだ「原発は安全だ」を繰り返す人たちがおられます。

私たち(原子力関係者)は、何を間違い、どうしてこんなに多くの日本人の心と体を痛めたのでしょうか? 科学技術者は自ら好きなものを研究することができますが、それは多くの人に迷惑をかけないことが最低の条件です。

これほど大きな災厄(心配も含めて)をもたらしたのですから、原子力の関係者はこの事実を真正面から見つめることから始めなければならないでしょう。

「真実を見るには勇気がいる」(ダーウィン)

たとえ、それが友人を失い、職を去らなければならなくても、科学者の誠実さはそこにこそあるからです。

・・・・・・・・・

2011年6月02日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 原発事故中間まとめ(2) 原発事故の通報について考える

武田邦彦 (中部大学): 原発事故中間まとめ(2) 原発事故の通報について考える

第一回の中間まとめで「福島原発が爆発することが「現場で予想できた」時点で、発電所長か運転主任などが、直接、社会に通報する」ということを書きました。

おそらく多くの人は「そんなこと、できるの?」という感じだったと思います。

東電は会社ですから、「上司の許可を得る」ということが絶対で、特に会社に大きな影響を与えたり、評判を守ることに関係することは、上司の許可は欠かせないと考えられるからです.

しかし、私がこのブログで書いたこと・・・私の若い頃の経験・・・から言えば、火災事故が起こる化学工業では、自分の身の回りで小火(ボヤ、小さい火事)が起きたら、

1) ボヤを自分で消せると考えるな、

2) まず、市営消防に電話しろ、

3) 次に、工場防災隊(消防車が2台)に通報しろ、

4) 3番に、上司に連絡しろ、

ということだ。

その理由として、私に説明した人は、

「この工場は、「社会から認められて危険な化学物質を製造している.だから、危険が生じたらまず社会に知らせる」

と説明した。

若い頃の私はこの指導を受けて、ビックリしたし、また社会と企業との関係はこういうものかという点で、私の生涯の考えにも影響を与えました。

・・・・・・・・・

2011年6月01日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 本当に同じ人?! あるアドバイザー(医師)の発言と論文

武田邦彦 (中部大学): 本当に同じ人?! あるアドバイザー(医師)の発言と論文

ある県のアドバイザーの先生は「1年100ミリまで大丈夫」、「放射線は健康に良い」と言われています.

機会があって、その先生の論文(お医者さんの学会での講演をまとめたもの)を読みました。

講演は患者が放射線の被曝を受けるCTスキャンなどを使うときにどのように考えれば良いかということが中心でした。

・・・

2011年6月01日 武田教授

武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110601 本当はテレビは危険を知らせるのだが

武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110601 本当はテレビは危険を知らせるのだが

「テレビを普及すると乳幼児死亡率が減る」という統計があります。


「テレビが普及する」というのは、国民の所得も増え、社会も近代化されているので、正確に言うと「テレビが普及するような発展した社会」では「子供が安全になる傾向がある」といった方が正確でしょう.


もう一つは、台風が来たり、食中毒情報などをいち早くテレビが知らせてくれるので、家庭やお母さんはテレビを見て危険を知り、子供を守ることができるとも言われています。

・・・

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